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ホリエモン式時間術「時間革命」 人生の時間を1秒もムダにしない為に学ぶ

「時間を意識して仕事をしなさい!」、「締め切りに対してどんなスケジュールを組んでいるの?」、「あなたの1時間はいくらだ?」

皆さんも同様な言葉を上司や先輩から言われたり、またはご自身で部下や後輩に指導したりしたことありませんか?

私は日頃から「時間」について、意識して行動をするようにしています。実は上記の言葉はどれも常日頃、私が部下や後輩に伝えている内容でした。

ただ、その「時間」について考えているときにいつもどこか〝モヤモヤ〟があって、特にTwitterを本気で始めたり、ブログやnoteを書くようになって、その〝モヤモヤ〟の霧が深くなるばかりで「スッキリしない」毎日を過ごしてました。

しかし、今回、紹介する著書によって、その〝モヤモヤ〟に対して、改めて考え直すことができ、著書の帯にも書いてる『時間の「常識」を打ち破る』キッカケとなり、まさに私の時間に改革が起きました。

その私に魅力的な刺激を与えてくれた著書というのが、ホリエモンこと堀江 貴文(ほりえ たかふみ)氏「時間革命」です。

本書の内容は堀江氏の考えに基づくものですが、きっと「目から鱗だ」とか私のように「モヤモヤがスッキリした」っと言った感想がもてる本です。

ホリエモンが語る「時間革命」とは?

 

堀江氏は以前から「時間は大切なもの」「時間はかけがえのないもの」とおっしゃてます。本書はその何よりも大切にしている「時間」だけをテーマにした著書です。

まず、本書の構成ですが、6つのChapterでまとめられています。

本書の構成

はじめに ぼくにとってお金より大切あもの
Chapter1  「他人の時間」を生きてはいけない
Chapter2  徹底的に「ムダ」な時間を殺せ
Chapter3  「常識や世間体」に時間を溶かすな
Chapter4  「夢中」が時間密度を濃くする
Chapter5  「健康」こそが最大の時間投資である
Chapter6  「将来を心配する」という究極のムダ
おわりに 自信とは「自分をコントロールできる」という確信

本書の「はじめに」で冒頭の部分で堀江氏の「時間」に対する考えが下記の様な言葉で伝えられています。

  • 僕にとって、時間ほどかけがえのないものはない
  • 「タイムイズマネー」ではなく「タイムイズライフ」
  • 時間の質を高めれば、人生の質も高くなる
  • 時間こそは、誰もが平等に手にできる、唯一の「資産」なのである。

その内容をChapterごとに分けてポイントをまとめて紹介させていただきます。

Chapter1 きみは「自分の時間」を生きているのか

Chapter1では、まず、自分の時間に対する基本的な考え方を見直すことが出来ます。

堀江氏は「時間」に対して『時間には2つしかなく、それは「自分のための時間(自分時間)」と「他人のための時間(他人時間)」である。』という考えを持っています。

本書のPOINT

「自分時間」・・・好きな仕事、趣味などやりたいことしている時間
「他人時間」・・・やらされている仕事、通勤、気を遣う飲み会の時間

この考え方は、今後、基本になるため覚えておいてください。個人的にはこの考え方(分け方)は非常に素晴らしい考えだと共感しています。

まずは、「自分時間」「他人時間」の見極めをしっかり行います。

「自分時間」が多ければ多いほど人生の質は高くなります。そこで、自分の過ごす1日の中で「これは自分時間?それとも他人時間?」とまずは分けて考えてみてください。そして、それを習慣的に自問できるように心がけましょう。

私もここから始めましたが、1日のほとんどが「他人時間」で占領されていました。それと同時に、私も他人の時間を奪う「時間泥棒」になっていることに気づかされました。あなたはどうでしょうか?

このChapter1では、その他にも『「時間がない」のを「他人や環境のせい」にしてないか?』『暇=悪』時間の価値を高めたいとき、「多忙」と「多動」を勘違いしない』『人を恨んだり、妬んだりするのも「他人時間」』など様々な考え方が書かれてあります。

Chapter2 徹底的に「ムダ」な時間を殺せ

先ほど「自分時間」「他人時間」を分けて考えるとありました。ただし、ここでいう「他人時間」は「他人そのもの」ではないということは勘違いしないでください。

「他人そのもの」でないという理由は、「他人時間」は結局、自分が受け入れているため、最終的に何よりも敵になるのは「自分」です。結局、「自分時間」を削っているのは「自分」だということを意識しましょう。

そして、堀江氏は人生における最大のムダ、それは「悩み」の時間だと言っています。

それは「悩むこと」はあらかじめ自分で答えを持っているのに、くだらない「プライド」や「自意識」が足を引っ張っている状態を表します。自意識が書き出す「世間」は、心の中の幻なのでそんなものは取っ払いましょう。

次に、それを意識して取っ払いながら自分時間を増やす為に「シンプルに考える」ことに注力しましょう。

「自分にとっていちばん大切なことは何か?」をシンプルに絞り込んだ人こそが、自分時間を手に入れていて、そういった人はあれこれと手を出していません。

時間のムダを減らすには、上記に述べた「悩むのをやめること」が一番です。そして、その次に重要なのは「すきま時間」をうまく活用することです。

「すきま時間」ができるとスマホでゲームをする人が多いと思いますが、この時間を使って、メールチェックしたり、有益な動画で勉強したりしましょう。

「移動時間」や「ちょっとした待ち時間」を活用しましょう。その活用を効率的にやる為には「すきま時間」で行うことをあらかじめ明確に決めて「すきまタスクリスト」としてリストを作っておくことをお勧めします。

その他に『すきま時間のいいところは締め切りがある』『会議中でも能動的にスマホをいじる』『1日の中で薄い時間を探る』『時間を食い逃げする人間関係は手放せ』など様々な考え方が書かれてあります。

Chapter3 「常識や世間体」に時間を溶かすな

Chapter3は、私が著書の中で好きな部分です。特に好きなのは「常識」について述べられている部分です。私は「常識=あたりまえ」という言葉があまり好きではなく、「あたりまえでしょ!」って言われるとすぐ、「本当に?」って聞き返してしまいます。

それは、なぜかというと私の考えは「常識=変りゆくもの」と思っているからです。

例えば、20年前、戦隊ヒーローが手首に付けていたトランシーバーに向かって喋っていたあのアイテム!あの時は「あったらいいなぁ〜」っといったテレビの中の妄想だったはずですが、今では実際、Apple Watchという形で実現しています。

これは紛れもなく20年前は空想やオモチャでしか表現できないと思われていた「常識=あたりまえ」が見事に覆されてます。常識が変わっていっている証拠の1つではないでしょうか。(※個人的見解ですが・・・)

この他にも、『現代では、食べるために働いている人など、ほとんどいない』、『「仕事=本当はしなくていいもの」と考え直してみよう』『「年齢」とは幻想』『食欲、睡眠欲、性欲の本能を満たしさえすればそこそこ〝幸せ〟なれる』など名言が転がっています。

Chapter4 「夢中」が時間密度を濃くする

このChapter4では、時間密度を濃くするためへの考えが記されていて、「人生=大きな川(川下り)」という考え(イメージ)のもと展開されています。

堀江氏は、流れに逆らわずにたまに流れてくる「果実(仕事、イベントなど)」に夢中になっている人生だと例えています。

堀江氏曰く、その「果実」は選り好みすることなく、まずはかぶりついてみて、その中から「ハマる果実」を見つけ、のめり込む(ハマる)ことが大事だと語っています。

そして、時間密度をさらに濃くする為に「ストレス時間」を徹底的に減らすことも意識しましょう。

結局、「ストレス」の大半は、先ほどのイメージで表してみると、川に流れてくる不味い果実や誰かが食べ残した残飯を自分勝手に食べて、その不満をひとりで抱え込んでいる状況だと理解してください。

これでは「他人時間」が増え続けて、「自分時間」の確保さえも困難になります。もう一度、「ストレス」の原因を自分勝手に抱え込んでないか見つめなおしてみてください。

その他にも、『人が動くのを邪魔するのは「経験」』『報告会議は時間の「集団自殺」』『貯めるべきはお金ではない』など面白いワードが書かれています。

Chapter5 「健康」こそが最大の時間投資である

「体が資本」ということが良く言われます。確かに病気をするとその時間は奪われてしまいます。この観点から「時間を増やす」為にも病気にならないことが大切です。

「健康」は時間術のベースにあることだと意識しておきましょう。

「健康」に被害を与える要因でよく聞くのは「ストレス」ですよね。うつ病や様々な疾患の原因とよく言われています。

その「ストレス」を生まない為にも「ウソ」はつかないことをお勧めします。「ウソも方便」というケースがあるので全部ということではありません。

ただ「ウソをつく」という行為は、相手の信じる現実にこちらが迎合する行為なので、ウソをつけばつくほど「他人時間」を生きなければいけなくなる。

自分がついたウソというのは、自分で回避することができると認識しておいて欲しいです。この部分は自分で防げるものだと理解しておいてください。

その他にも、『過去はその場でケリをつける』『「忖度」ほど危険なものはない』『自分時間を全力で生きる』などが書かれています。

Chapter6 「将来を心配する」という究極のムダ

それでは、最後のChapter6です。このChapter6では、将来を心配する暇があるなら「まずは動こう」という内容が書かれています。

この「まずは動く」ということは、非常に重要で「まずは動いて」間違っていれば途中で方向転換すれば良いだけの話で、これに対して「リスクマネジメント」をきちんとして言う人がいるが、その人に限って結局、何も出来ていないケースが多い。

先ほどの「人生=川下り」としたときに、このリスクを堀江氏は〝滝〟や〝激流〟と表現していて、「〝滝〟も、〝激流〟も、その流れを楽しんでしまえ」と述べてます。

結局、どんなことでも「楽しんだ者が勝つ」ということでしょうか。

まとめ

今までのことを簡潔にまとめます。

時間には、2種類の時間が存在します。

それが「自分時間」「他人時間」です。生活している1日の内、まずはどれくらい「他人時間」で占められているのか確認します。

「自分時間」が増えれば増えるほど、時間密度が濃くなれば濃くなるほど、楽しく人生が送れます。

その為には、川の流れに身を任せ、「来るもの拒まず」の精神で流れてくる果実をとりあえずかじってみます。その果実の中でハマるものを見つけることが第一歩です。

流れに身を任せているとき、「ストレス」「世間体」「自意識」といった「滝」や「激流」が現れますが、それも人生の一興として捉えてそれさえも楽しみましょう。

ただ、「ストレス」に関しては、自分でコントロール出来る部分もあるのでなるべく減らせるように努めて、「今」の「自分時間」を全力で楽しみましょう。