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ホテルマーケティング SWOT分析 読み方からクロス分析まで

ホテルマーケティング心理学 SWOT分析 読み方~クロス分析まで

たかごん
どうも、たかごん(takaasa3)です。2019年から『マーケティング』について勉強を始めました。

今回は、マーケティングにおいて「SWOT分析」を紹介します。

SWOT分析とは

SWOT分析とは、様々な業界問わず、幅広い分野の企業で活用できる分析です。また、自己分析にも使えます。

SWOTとは、下記の4つの言葉の頭文字を取って「SWOT」と形成されていて、その読み方はよく「スワット」と読みがちですが、正しいのは「スウォット」と読みます。

  • 強み(Strength)
  • 弱み(Weakness)
  • 機会(Opportunity)
  • 脅威(Threat)

この「SWOT分析」には「内部環境」と「外部環境」とがあります。

内部環境」とは、企業や個人によるそれぞれの努力によってコントロールすることができるものを指し、「強み」と「弱み」がこれにあたります。そして、「外部環境」とは、企業や個人によるそれぞれの努力によってコントロールすることができるものを指し、「機会」と「脅威」がこれにあたります。

上記の「強み」、「弱み」、「機会」、「脅威」という4つの項目を以下のような表に当てはめて分析をします。

SWOT分析の目的

 

続いて、SWOT分析の目的を説明します。

先ほど、SWOT分析は「様々な業界問わず、幅広い分野の企業で活用できる分析」と言いましたが、企業などで経営やマーケティングにおいて目標設定や方針を決定するために活用されます。

また、個人でも活用でき、現状の自分を理解し分析することができます。そして、改善策を打つことや今後の行動指針、目標を決める材料として活用できます。

企業においても個人においても改善、成長をする為に目標立てたり、方針を決めたりします。ただ、これを何も考えずただやみくもに計画を立てても効果はありません。そのためにSWOT分析を用い、現状を把握し、そこから最適な方針を決めたりや対策を立てたりしなければなりません。

SWOT分析の目的は企業や個人で最適な方針を見つける為に利用します。

SWOT分析の方法

 

それでは、SWOT分析はどのようにおこなえばいいかを具体的に説明していきます。

SWOT分析 基本方法:①目的は何か明確にする

SWOT分析をおこなうにあたり、やはり目標や目的など何もない状態でおこなっても意味がありません。まず、SWOT分析をおこなう目的を明確にする必要があります。

目的なく、情報を収集したり、分析をおこなってもその情報を活かすことができません。その為に、まずはどんな目標を達成したいのか、現状を知ってどうしたいのかなど、目的を明確にしましょう。

よって、はじめに目的意識を持つことが非常に重要になります。

SWOT分析 基本方法:②情報収集

次にSWOT分析をする為に情報を収集していきましょう。まずは「強み」、「弱み」、「機会」、「脅威」のそれぞれに関する情報を集める必要があります。

  • 強み:自社が得意とすることや他社よりも優れている部分
  • 弱み:自社が苦手とすることや他社よりも劣っている部分
  • 機会:チャンスになる環境の変化や社会動向、自社の可能性
  • 脅威:自社の弊害になったり、影響を及ぼしす環境変化や社会動向、競合他社の存在

上記についての情報を集めます。主に外部要因となる「機会」「脅威」については自分たちの考えではなく、正しく情報を集めて把握する必要があります。

また、内部環境や外部環境の分析においては、「3C分析」や「PEST分析」というフレームワークを用いることもできます。

SWOT分析 基本方法:③テンプレートに書き出す

情報収集した内容をテンプレートに当てはめていきます。

まず、①で考えた目的に当てはまる重要な情報を書き出しましょう。ただ、今すぐ解消できるようなことや目的と明らかに外れている内容は避けて、関連性のある内容を書き出してください。

この時、注意することはモレなく書きだすことです。きちんとモレがないかチェックもしましょう。

SWOT分析 基本方法:④具体的な戦略へ

SWOT分析でテンプレートに当てはめただけでは状況を把握しただけにすぎません。この把握した情報を元に分析をおこない、具体的に経営戦略やマーケティング戦略に落とし込んでいきましょう。

方法としては、外部要因である「機会」「脅威」をよく考察して、それを内部環境の「強み」「弱み」に落とし込んでいきます。
ただ、これだけでは不十分であるため、今から説明する「クロスSWOT分析」にて具体的に分析ていきましょう。

クロスSWOT分析

それでは、クロスSWOT分析の説明をしていきます。クロスSWOT分析とは、外部環境と内部環境の特徴を掛け合わして分析し、戦略を立てていく方法です。

その戦略には4種類あります。

  1. SO戦略(強みと機会):内部の強みを活かし、外部の機会を活用する戦略
  2. ST戦略(強みと脅威):内部の強みを活かし、外部の脅威を克服する戦略
  3. WO戦略(弱みと機会):内部の弱みを克服し、外部の機会を活用する戦略
  4. WT戦略(弱みと脅威):内部の弱み克服し、外部の脅威を克服する戦略

上記の内容を「再開発が行われている駅に隣接するホテル」で例えると

SO戦略では好環境の中で強みを最大化する施策

  • 強み:駅に隣接している
  • 機会:再開発によって人足が増える

施策としては、例えば「再開発オープンフェアなどを計画し、駅構内などにあらかじめ告知をしておく」が考えられます。

ST戦略では強みをもとに脅威へ対処する施策

  • 強み:駅に隣接している
  • 脅威:再開発により競合が参入してくる

施策としては、例えば「他の競合より交通の便が良い事をあらかじめ商品化し告知をする」が考えられます。

WO戦略では弱みを補って機会を活かす施策

  • 弱み:客室が狭いと苦情がある
  • 機会:再開発によって人足が増える

施策としては、例えば「客数が増えることを見越して改築工事をして部屋を拡張する」が考えられます。

WT戦略では弱みと脅威を最小化する施策

  • 弱み:客室が狭いと苦情がある
  • 脅威:再開発により競合が参入してくる

施策としては、例えば「競合ホテルを調査し、部屋のアメニティを充実させて部屋の狭さをカバーする」が考えられます。

このように、それぞれ当てはめて考えていきあらゆる状況を分析し、対策を策定していきます。

まとめ

以上がSWOT分析の説明になります。

SWOT分析は有名なフレームワークです。このフレームワークを使いこなすには他のフレームワークと組み合わせて戦略を立てていく必要があります。上記で解説したことを参考に効果をだせるようにしていきましょう。

参考文献