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前田裕二さんの著書「メモの魔力」で知った知的生産メモの5つのポイント

今回は、大ベストセラーの前田裕二さんの著書「メモの魔力」から得た知識、実践した結果からポイントを5つにまとめて解説をしていきたいと思います。

こんな思いをしていませんか?

  • アイデアがなかなか出てこない。
  • アイデア抽出というと逃げたくなる。
  • 情報収集が苦手
  • 得た情報をすぐ忘れてしまう
  • 人の話を忘れる
  • 説明を受けたが理解できない
  • 頭の中で話を構造化するのが苦手
  • アウトプットが苦手

もし、このような悩みを抱えているのであれば、メモの魔力に書かれている「知的生産メモ」を始めることを強くおすすめします。

知的生産メモとは?

前田さんは毎日、尋常ではない量のメモをとるそうです。では、なぜメモをそんなに取るのでしょうか?

それは前田さん曰く「より本質的なことに少しでも多くの時間を割きたい」からだそうです。

普通、「メモを取る」と言うイメージは「記録のため」ではないでしょうか?

しかし、前田さんは、記録を取る為だけではなく「そこから何が言えるのか、どんなアクションに結びつけるのかと、一歩踏み込んで考える」為にメモを取っていると言います。すなわち、それが「知的生産メモ」となるわけです。

「知的生産メモ」を取ることにより「より本質なことに時間が割けるようになり、目的を達成しやすくなる」という効果が現れます。

前田流の「知的生産メモ」は、「ファクト(事実)→ 抽象化 →転用」というフレームワークを使用します。締めくくりの「転用」は具体的な行動を指します。そして間にある「抽象化」が「知的生産メモ」の重要なポイントです。

この「抽象化」というと難しく考えがちですが、前田さんの考えは「すべての情報をシンプルな言葉(抽象概念)に置き換えられる」「抽象化=本質的に考える」と言っています。そして、「抽象化によって得たことは『価値のある原液』になります。この原液さえ持っていれば、薄めたり、ほかの液を混ぜたりすることで新たなものが生み出せるかもしれない」とも言っています。

前田さんにとって「メモを取る」という行動は、仕事をすることであり、生きることだそうです。そして、「抽象化という魔法(魔力)をかけて考え、実行する」ことで、人生を切り拓き成功されています。

その成功した秘訣のポイントを私なりにまとめて見ました。

ただ、今回は、メモの取り方などではなく、考え方やその効果をまとめています。予めご了承ください。

「知的生産メモ」の5つのポイント

①アイデアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)

基本、人間の脳での記憶力には限りがあります。そこで「メモ」を取ることによって、頭の中だけでは覚えきれない情報、ネタをストックすることができ、ノートなどに整理することによって引き出しが増えます。

もし、アイデアを抽出するときはそのメモやノートを振り返ると0からのスタートではなく、数多くのヒントからアイデアを考えられる。そうすることでアイデアの広さ、深さ、ユニークさという幅が生まれます。

その結果、知的生産性が向上します。

②情報を「素通り」しなくなる(情報獲得力の向上)

私たちの周りは、情報に溢れています。その溢れた情報の流れの中、私たちは「情報」を素通りしています。会議や会食、講演会などでどれだけの有用な情報をキャッチしているでしょうか?

「メモ」を習慣にすると、自分にとって有用な情報をキャッチする為の「アンテナの本数」が自然に増えます。アンテナが増えれば、知的生産の前提となる重要な情報をもらさずキャッチできるようになります。

その結果、情報獲得力が向上します。

③相手の「より深い話」を聞き出せる(傾聴能力の向上)

相手の話を聞くとき、メモを取る癖をつけましょう。相手にメモを取る姿勢を見せることで印象も変わってきます。相手の話をメモるという行為は相手に敬意を払っている状況になります。

その状況は、相手との信頼関係を生み、相手からより多くの深い話を聞けるようになります。

その結果、傾聴能力の向上に繋がります。

④話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)

打ち合わせや会議でメモを取れば、その場で展開されている議論をまとめ、構造化する能力が身につきます。

頭の中で構造化できるようになれば、会議やミーティングなどで議論を交わすとき全体的に俯瞰的視野で状況を把握することができるようになります。

結果、話を組み立てる構造化能力が向上します。

⑤曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)

メモを取るときは頭に浮かんでいることを「言葉にして」、アウトプットすることが強制的に必要になってきます。

なので、メモを習慣にすることで、自然と言語化が習慣となり言語化するスキルが磨かれていきます。

また、アウトプット・言語化することで思考は深まっていき、会議やミーティング、打ち合わせなどでの発言に変化が必ず現れます。

この時点で、言語化能力は向上されていてあなたの評価も上がっていくと思います。

5つのポイントをまとめると・・・

この部分は前田さんと少し違いますが、

常にメモを取るという癖をつけるようにすると、②情報獲得能力が向上し、普段、素通りしていた・見逃していた情報をキャッチするようになります。

そして、情報を獲得する為に、聴くという姿勢に変化が起こり、③傾聴能力が自然と上がってきます。

あわせて聴いた情報をメモることでアウトプット・言語化が強制的に必要となり、⑤言語化能力に磨きがかかります。

そして、数多くの有益な情報を得られ、そのストックした情報を整理するようになり、そのストックの引き出しからアイデアや発言内容を組み立てられるようになり、④構造化能力が上がります。

その結果、①知的生産性が向上します。

このように、メモを取るということは非常に有効的です。今までただ記録のためにメモを取っていた人は、これを機にメモの取り方を見つめ直してみてはどうでしょうか。

参考図書