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語彙力が上がり、おもしろいほどうける「プレゼンの語彙力」

語彙力が上がり、おもしろいほどうける「プレゼンの語彙力」

たかごん
どうも、たかごん(takaasa3)です。

今回は、ちょっと面白い本をみつけました。語彙力が上がり、おもしろいほど聞いてもらえてうける「プレゼンの語彙力」を紹介いたします。

皆さんは、仕事などでプレゼンをする機会はありますか?そして、そのプレゼンで発表するときに言い回しについて困ったことありませんか?

そんな方にオススメの一冊をみつけました。今から紹介いたします。

おもしろいほどうける語彙力を身につけるには?

 

本書は文具やオフィス家具などを取り扱っているコクヨ株式会社のワークスタイルコンサルタントの「下地 寬也(しもじ かんや)」氏が著者です。下地氏は、コクヨグループの働き方改革や風土改革に取り組んでいる方です。本書以外にもプレゼンに関する本を出版されています。

 

また、今回のイラストは、けたたましく動くクマで有名な「たかだべあ」氏が描いています。その挿絵が素晴らしくて、下地氏が説明している内容を分かりやすく表現しています。

 

魅力的かつ説得力のある内容で自信満々にプレゼンができる

著者の下地氏が考えるダメなプレゼンテーション(以下は〝プレゼン〟)のTOP3は下記の内容だそうです。

ダメなプレゼンTOP3
  1. 自信がなさそうなプレゼン
  2. 興味を引かないプレゼン
  3. 納得感がないプレゼン

しかし、反対に考えると、この3つさえしっかり押さえておけば、あとは「プレゼンの語彙力」さえ身に付ければプレゼンが苦手だった人も問題を解消することが可能になります。

つまり「魅力的かつ説得力のある内容で自信満々にプレゼンができる」のが良いプレゼンと言えます。

プレゼンを勉強している方は「結果から言うと・・・。」や「理由は3つあります。1つ目は・・・。」といった言い回しを知っていると思います。プレゼンが上手い人は、このような相手の心に響く言い回しをたくさん知っていると優位に立てます。つまり、ボキャブラリー(語彙力)が豊富なほどプレゼンが上手く出来るといえます。

「プレゼンの語彙力」は誰でも身につき、すぐ使えるスキルです。そのスキルを身に付ける為に、この本では、以下の7つの視点で構成されてます。

言い回しの7つの視点
  1. 「自信を示す」言い回し
  2. 「興味を引く」言い回し
  3. 「驚きを与える」言い回し
  4. 「納得感を高める」言い回し
  5. 「信頼させる」言い回し
  6. 「共感を得る」言い回し
  7. 「決断を促す」言い回し

こちらの7つの構成ではそれぞれで具体的な例で記載されており、記載されている通りに頭にたたき込めばプレゼンスキルはグッと上がると思います。

それでは、それぞれの構成毎に概要とポイントを紹介していきます。

第一章 「自信を示す」言い回し

先ほどのダメなプレゼン要素の1つ「自信がない」に対しての内容です。やはり、プレゼンする場合は自信に満ち溢れていないと頼りなく感じます。そうなるとせっかく良い内容を用意してもプレゼンでも通らなくなります。そうならないためには、自信があるように示す必要があります。

この本に書かれているポイントで私が重要だと思うは以下の3点です。

もったいぶらずに結論から言う

「状況を順番に説明しますね。企画がスタートしたのは・・・・」
「結論から言うと企画は中止にすべきです」

自分の考えだと強調する

「男性も家事するべきだと思います。」
「私はこう思うんです。男性も家事をするべきだと」

最後列の人に話しかけて、会場を一体化させる

「あ、あ、マイク入ってますね。では、はじめます。」
「あ、あ、一番後ろの方、この声量で聞こえますか~?」

 

第二章 「興味を引く」言い回し

プレゼンで「興味を引く」というのが、私は一番大切だと思います。簡単にいうと「掴み」ですね。やはり「掴み」が無ければその場に引き込むことが出来ません。そして、そうならないためには、テクニックに近い言い回しがあります。

この本に書かれているポイントで私が重要だと思うは以下の3点です。

「課題」「大切なこと」を文頭におく

「子供のために準備してしまうことが課題です」
「課題は、子供のために準備してしまうことです」

いつもの話を裏話にする

「中国に進出する予定なんです。」
「ここだけの話ですが、中国に進出する予定なんです。」

問いを立てる

「痩せるために糖質をカットすべきです」
「痩せるためには何をすべきか?糖質カットです!」

 

第三章 「驚きを与える」言い回し

興味を引いたあとは、この「驚きを与える」ことによって、さらに相手を引き込むことが出来ます。そのためには相手にギャップを与えたり、数値で意外性を証明したりします。

この本に書かれているポイントで私が重要だと思うは以下の3点です。

常識を否定する

「交渉力が英語力より大切です」
「大切なのは英語力ではないのです。交渉力です。」

得ではなく損に訴えかける

「これで1日200円お得になります」
「知らないと1日200円損しているかもしれません」

自社調査の意外な数値を使う

「この悩みを持つ子供がかなり多くいます」
「我々の調査ではこの悩みを持つ子供が79%います」

 

第四章 「納得感を高める」言い回し

今までの章で相手を引き込むことが出来たとします。次に必要な言い回しは具体的な数値や事例をもって内容に納得感というエッセンスを加えることが必要になります。そうすることで具体的な内容によって説得力が増します。

この本に書かれているポイントで私が重要だと思うは以下の3点です。

歴史に置き換えて考える

「この改革はとても大きな変化になります」
「この改革は明治維新のようなものです」

あえて微妙なパーセンテージを示す

「この改善方法でうまくいくケースもそこそこあります」
「この改善方法の成功確率は70%ほどです」

ビジネスの法則を使う

「重要なことに注力しましょう」
「20:80の法則です。重要な2割に注力しましょう」

 

第五章 「信頼させる」言い回し

これまでの内容でもう十分相手を引き込めてると思います。ここからはより信頼性を高めるための言い回しが必要になります。信頼させるには相手にメリット、デメリットをすべてを伝えて信頼関係を築きましょう。

この本に書かれているポイントで私が重要だと思うは以下の3点です。

あえてデメリットも伝える

「皆さんすぐに慣れてきます」
「少し慣れるのに時間がかかるのですが・・・・・」

ビフォーアフターを比較する

「誤作動は0.5%以下に抑えられました」
「以前3.8%だった誤作動が0.5%まで激減しました」

相手の本気度を試す

「しっかり取り組みましょう」
「本気で取り組めない人にはお勧めできません」

 

第六章 「共感を得る」言い回し

あとは「共感を得る」必要があります。ここでは、相手との共通点をあらわし、共感してもらうための言い回しが説明されています。今までの内容を含めて全体的に共感してもらえばもう相手の心をわし掴みしたも同然です。

この本に書かれているポイントで私が重要だと思うは以下の3点です。

聞き手をイメージの世界へ導く

「お店が繁盛します」
「想像してみてください。お店に行列ができています」

本気度を示す

「計画は完璧なのでうまく実行してもらえれば成功します」
「私は本気で取り組み、必ず成功させます」

自分の過去の心の動きを語る

「この商品は本当にいいです」
「私も初めは疑っていましたが使うと本当にいいです」

 

第七章 「決断を促す」言い回し

最後に今までプレゼンをしてきた内容に対して相手に決断を促す言い回しです。ここでは相手の心理に訴える内容で最終的な意思決定させましょう。そして相手の背中を押しましょう。

この本に書かれているポイントで私が重要だと思うは以下の3点です。

最後にポイントをまとめる

「今日はいろいろなお話をさせていただきました」
「まとめますね。今日お話ししたポイントは・・・・・」

まだ間に合うと言う

「さあ、今からでも始めましょう」
「今、始めればまだ間に合います」

早い者勝ちだと伝える

「できるだけ早く始めましょう」
「結局、早く始めた人が勝つんです」

まとめ

 

結局、プレゼンでどんな良い内容であっても姿勢や言い回しでその印象が変わり、結果が違う方向へ転ぶケースは多々あります。この「プレゼンの語彙力」は非常に役に立つ一冊です。

けたたましく動くクマと共にお楽しみください。その方がより良く理解できると思います。

ぜひ、ご覧ください。